躊躇なく変える。
東京オリンピックで散々ネタになりました、某ユニフォーム。
あのアグレッシブなデザインの服を渡されてテンション上がる〜ボランティア頑張ろっ☆となる人はなかなかいないよね。いやいるだろうか…いやいない。(反語)
要は、どんな服を着るか、って自分のモチベーションにすごく影響するよねって話。
そう、制服によってテンション下がるのはボランティアだけではないのです。
学校や仕事でも、制服に悩まされる人がいるんです。私です。
まあ、学生の制服は、ダサくてもなんとかなるんですよ。若さと「学生」というブランドでカバーできるから。壊滅的にダサい制服着てる子が可愛い私服着たらやばい超可愛い…ってなるじゃん?そのための単なる布石ですよ。
問題はね、社会人。
女性の事務服ですよ。
まあ、何も言わずにパリッとしたスーツ着た女性と、チェック柄のよくあるベスト着た事務服の女性を思い浮かべてみてください。
どっちと仕事したい?
多分、どっちでもいいって回答が一番多いと思うんですよね。私もパッと見てどっちって言われたら服装と仕事は関係ないでしょって思って特に気にしないと思います。
だけどね。
例えば自分が営業だとしてね。
担当の方いらっしゃいますか?って出て着た女性がダサい事務服だと。
え、窓口の人?みたいな。
門前払いせずに本物の担当者出せよ、みたいな。
事務服を着た途端に、「担当者」ではなく「事務のお姉さん」になっちゃうんですよね。パートさん?一般職?高卒?って。いや、正社員ですけど…総合職ですけど…大卒ですけど…その背景を一瞬で消しとばす事務服。しゅごい。
一度相手から「事務のお姉さん」のレッテルを貼られたら、結構頑張らないといけない。相手の期待を上回る仕事をして初めて「事務のお姉さん」ではなく「一個人」になれる。
それに、毎日毎日クソダサい制服に袖を通してると、顔もなんか服に合った顔になってきちゃうんですよね。おばちゃん顔って言うんですかね?きちんとした服を着れば、それだけで雰囲気変わるのに。
「その人がどんな服を身につけているか」と「仕事の信頼度」、「その人の自分に対する自信」は、やっぱり相関するんです。
制服導入自体は悪いことではない(むしろ毎日コーディネートしなくていいのでラク)(私服も買わなくていいのでラク)けれど、デザインだけは…デザインだけは…頼むから…
必ず、着る側の声を聞いてください。お願いシャス!!!
※ちなみに着る側に選ばせても、センスがないと残念なことになるので、必ずオシャレな人に選んでもらってください。
※間違っても総務のおじさんの独断と偏見で選ばないように…