今更ですが、年末年始は母とフランス&スイスへ行きました。
タイから出て久々に綺麗な空気吸いたい!年末年始はやっぱり寒い場所じゃないと年越した気がしない!ご来光も見たい!そしてせっかくの長期休暇だからできれば遠いところ!
ということで、綺麗な空気⇒山⇒ヨーロッパの最高峰⇒マッターホルンという安直な発想で今回の旅の目的地決定。年末仕事納めからの4泊6日弾丸旅行。
仕事が終わったらそのまま空港、ということで年末の挨拶もそこそこに定時ダッシュ。
今年は本当にありがとう!貴方に会えてよかった!次はどこ行くの?スイス!?いいね!また話聞かせてね!元気でね!また会おうね!Good luck!
と、今日でわたし退職だっけ・・・と錯覚するくらいタイ人スタッフに祝福された(たぶん長期休みに入るからみんなテンション高かっただけ)。良い1年だった2018年。
その後こそこそと会社のトイレでこの恰好に着替えて行きましたよ・・・。荷物少なくしたかったから!
通りがかった上司に「少年か?」という温かい言葉を貰って会社を後に。
- ルート
本当は12/29の朝着~1/3の朝帰国でずっとスイスに滞在(チューリヒ、グリンデルワルト、ルツェルン、ツェルマットルート)したかったのですが(以前行った弾丸中国旅行で死線を彷徨ったのがトラウマすぎて。手記は後日)、スイス行き飛行機取得後に母が「パリ行きたい」と唐突に言い出し私も思い付きで「それぅいーね!」と提案に乗ってしまったため、スイス⇒フランス⇒スイスと効率の悪いフライトに。計画性とは。
よって
12/28 会社帰り、そのままバンコク発
12/29 チューリヒに昼着、そのまま飛行機でパリへ夕方着
12/31 パリ飛行機で朝発、ジュネーブ朝着、そのままツエルマットへ電車で4時間
1/1 ツエルマット昼発、チューリヒ夕方着
1/2 チューリヒ朝発
1/3 バンコク早朝着
という格安航空会社も真っ青の弾丸ツアーになりました。
ちなみに母は御年50歳。元気やな。
- 費用(1人分)
飛行機代:113,000円(バンコクスイス間で90,000円、スイスフランス間で23,000円)
電車代:34,000円(3日間乗り放題、登山列車含)
ホテル代:72,000円(フランス1泊、スイス2泊)
現金(ほぼ食費):25,000円(半分ユーロ、半分フランに両替)
ツアー代: 17,000円。モンサンミッシェル用。ベルトラで半日ツアーを申し込み。
海外旅行保険 : タイで適当に加入。4,000円。
計248,000円
飛行機はスカイスキャナーで検索。ドイツのデュッセルドルフ空港で数時間トランジットがある格安空港ユーロスター。食事は有料なので(かろうじて水は貰える)空港でお菓子やパンなど調達。デュッセルドルフ空港内のスーパーのなんの変哲もないヨーグルトとパンとチョコの美味しさに感動。
電車はスイストラベルパス(2等席乗り放題)の3日間ver.を使用。登山列車(ツェルマットに行くなら絶対!)も半額になるので。
時間があればパリへも電車で良かったかも。
詳細は以下のサイトが分かりやすかったです。
https://urtrip.jp/swiss_train_pass/
※早期に予約したり、英語のサイトから予約するともっと安くなります。今回は使用言語日本語オンリーの母がいっしょうけんめい日本語のサイトで渋々予約してくれたので若干割高。ありがとうね!
メールで送られて来た紙一枚さえ印刷しておけば、あとはそのまま電車に乗りこんでOK。一応窓口で見せると、タイムスケジュールもくれます。人気の線は予約した方がいい、と言われたので追加料金で指定席を予約したり。
でも周り見ると誰も予約とかしてなかった。
日本で指定席にしれっと座っている外人さんを見ますが、母国でも彼らにとっては普通の事なんだぁ…と。まあ確かに自由席が空いてなくて指定席が空いてるならそっち座りますよね。
ルールを守ることに関してはやっぱ日本人すげーな。
ちなみにルートはジュネーブ→ツェルマットとツェルマット→チューリヒの2ルート通りましたが、断然ジュネーブ→ツェルマット行きの方が良かったです。景色も良かったし、何より席が空いてて。右側左側とかあまり気にしなかったかも。
ホテルはスイスもフランスも物価が鬼のように高いので当然高い。でも下手をして格安ホテルに泊まるとパリはそれこそ凄惨な目にあうので(学生旅行のトラウマ)フランスでは一泊一部屋3〜4万円程度のホテルを予約。2人いるしね!スイスのツェルマットはまさかの満席でいざとなったらレストランでニューイヤーを祝うフリして徹夜…と思ったけれど直前に偶然空いたので予約!一部屋6〜7万円。(もはやショックすぎてうろ覚え)
でもその価値があるお部屋でした。写真にて後述。
ホテルと移動代が高いため食費は節約。
スーパーのチキンとパンと生ハムとチーズが主食。はい、十分美味しかったです。coop(スーパーの名前)はバックパッカーの強い味方。
- 持ち物
パスポート、財布、eチケット、スイストラベルパスの印刷物さえあれば何とかなるだろうと思ったけれど、コンセント変換器も必要でした。あと防寒着。冬のヨーロッパは夜が寒い。(昼は暑い)
- 反省点
・バンコクからパリへは直行便を使うべき
(当たり前)
・年末年始ならホテルは3ヶ月前に押さえておくべき
(飛行機とホテル代をもう少し抑えれば20万円代でいけた気がする)
・パリは意外と楽しい、もっと時間とればよかった
(大学生の時、19区の世紀末エリアに泊まった時はきったねー街だなと思ったけど、数字が若い区に泊まったらそれはそれは綺麗な)
・ソルド(Sale)が年始から数日後なので、それに合わせればよかった。パリやミラノでは、数十万円する高級なお洋服が日本の50〜70%オフで買える素敵イベント。ヨーロッパは本当に質の高い服が多いので、いつかブランド物が似合う顔と年齢になったら行きたい。(いつ?)
・旅行で気を付けるべきは移動手段とホテルとご飯と休むタイミング。逆に言えばこれさえしっかりしていればどうとでもなる。だいたい旅行で機嫌が悪くなるときは空腹か疲労のどちらかなので、この時間配分を間違えなければOK。あと移動手段を初めに押さえておけば他が多少雑でもスケジュール通り。国から国への移動よりは、意外と空港から市内とか駅からホテルまでの移動時間が盲点。(これをミスったが為に中国ではえらいしんどい思いをした。)
- 写真
パリですね。ノートルダム大聖堂。
昼の公園も綺麗で、パリで一番好きな界隈。
エッフェル塔。時間になると光る。
そんなに?てぐらい光る。
フランスはパリより断然田舎!とフランス留学経験者が言ってたけれどほんまそれ…木組みのお家が可愛い。
あとフランスはお菓子。パンも美味しいけど何と言ってもお菓子。
みんな大好きモンサンミッシェル。
大学の時は個人で行ったんですが、行き方が3時間ほど掛かって面倒なのと、直前ということで電車も高かったのでベルトラのツアーに申し込み。これに関してはツアーの方が安いしラクです。なんかセレブな日本人がいっぱいおった。
モンサンミッシェルに向かって走る写真を撮ってくれ!と母に言われて撮影中の図。
急に曇り始めた。
こうやって2人で交互に走り合ってました。
2019年の年末にモンサンミッシェルで駆けっこをしている不審なアジア人女性を見た人、それ、私達です。
場所は変わってスイス。国鉄。
二階建てもあり。かっこよ!
世界の車窓から。@スイス
ロマサガ3というゲームにランスという町があるんですが(唐突にゲーマー)、ちょうどスイスにもランスという地名の場所があり…あー絶対モデルここだわ
ツェルマットにあるホテルからの景色。マッターホルンが一望!
これぞお値段一部屋一泊6万円(!!!)
まるで日本の温泉街のような雰囲気。
ツェルマットはひたすら町が可愛い。
ホテルの中もニューイヤー仕様で可愛い。
ウェルカムドリンクは流石シャンパンでした。
朝焼けのマッターホルン。
これ!
国鉄や登山鉄道に乗るたびに無料で貰えたリンドールのチョコ。ニューイヤーだから?
チョコの中で一番好き。
最初は高山病防止グッズかと思った。
ゴルナグラート登山鉄道を使って労せずしてマッターホルン登頂!(頂上ではない)
20分程度で標高3000mに達してしまうので、高山病にならないよう水をひたすら飲んで深呼吸をした車内。手足が痺れてきたのでああやっぱり高山病…と思いましたが景色を見たら治りました。リラックスが大事らしいよ!
そしてここから3000mスキーをする皆様。
ちびっ子もいるよ、すげえよ…。福井県民負けたわ。次来るときはウィンタースポーツ鍛えて参戦したい。
登山鉄道チケット。可愛い。
夏だったら湖に映った逆さマッターホルンが見られるんだけど、冬なので雪に閉ざされてました。夏も来たい。
突然の謎の日本語。どこにでもあるなこれ。
電車の中で撮った色合いが綺麗なランチョン…ランチョンマット?机カバー?
最後にもう一回マッターホルン。
2019年、素敵な年始でした。ことよろ!