東日本大震災から早6年。
早、と思うのは特に被害もなかった、東北の人と関わる機会も少なかったこちら側の意見。
あの地震で人生が大きく変わった人は、今もまだ当時の中にいて、ちっとも早6年じゃなくて、いつこれが過去になって本当の意味で忘れることができるんだろう、って、早くて遅いんだろうなあ、3.11。
2012年くらい、まだ大学生だった頃、富山の東電の社員さんとお話したことがあります。
震災で東京から北陸に異動になって、慣れない土地で色々大変なんですけど、もっと大変なことになっている方が大勢いるんです、富山に引っ越した人もいるんです、だからこの地で私も頑張らなきゃ、と。
すごいなあ、知らない土地で、知らない人と、生活していくのってどんな気持ちだろうと当時の私には衝撃でした。
さて、ここでいつもの。
福井県民として思うんですけど。
東北から福井へ移住した方っているんでしょうか。
親戚のツテを頼って、っていうのはあると思うんだけど、県が大々的に受け入れようとか、そういう施策ってなかったのかな。
だって、漁業も農業も製造業もあって、雪が降る気候も、景色も、言葉遣いも、良くも悪くも田舎っぽい県民性もまあ似てるし、全く環境の違う都市圏に行くよりは暮らしやすいんじゃないかなーと。
特に子どもの場合、都会へ移住すると言葉遣いでいじめられたり、それこそ風評被害でだいぶ酷い目にあった子もいると思うけど、福井って元々言葉遣いというか方言おかしいし(褒めてます)、いじめ自体もあまり聞かない(良くも悪くも「いい子」「いい親」であろうとする人たちが多い)(田舎だから反道徳的なことするとすぐ噂が広まる)(ので皆大人しい)んですよね(褒めてます)。
子どもの遊ぶところもいっぱいあるし、土地も食べ物も安いし、子連れや孫連れのファミリーには、悪くない選択肢かなって思う。
実は、岡山県がこの移住系の事業に結構力を入れてたみたいですね。
http://ameblo.jp/okayama-momotaroh/entry-11274182806.html
https://matome.naver.jp/m/odai/2141408113797917801?page=4
うーん、すごい。
ちなみに、岡山県が移住先に選ばれる理由は原発がないというのが理由の一つなんだそうな。
福井も早く、原発止めて、移住者を増やすU・Iターン施策を考える方がよっぽど今後の県のためになると思うんですけど。
移住してくる人、移住先の人、どちらにとっても幸せな県にして欲しいもんです、ね!