羽二重もち子の日記

田舎で社内ニート→海外(アジア)で社畜→今は日本で二児の母してる羽二重もち子さんのブログ。

お土産を女性社員が配る文化はおかしい

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「これ買ってきたから分けといて〜」

・・・じゃねーよ!

 

 

いますよね、出張や旅行の度にお土産買ってきてくれる優しい人。

 

それ自体はねー、もうめちゃくちゃありがたいんですよ。

 

気を遣ってくれる良い人だなあって思うんですよ。

 

でもね。

 

それさ。

 

 

自分で配れば良くない?

 

 

こっちも仕事あるんだわ。

 

 

お土産配る10分ももったいない時があるんだわ。

 

 

めちゃくちゃ分けにくいケーキとかだと、包丁出して皿に盛る時間まで必要なんだわ。

 

 

さらに「どれが大きいかな〜★やっぱ真ん中が一番お得かな★あっでもでも端っこも捨てがたい〜〜!(><;)」なんてクソどうでもいいシンキングタイムもセットなんだわ。

 

 

それプラス「この人どこ行ってきたの?へえ〜東京?雪も降るし大変だっただろうねえそんな中こんな大きいお土産ありがたいなあ人多いし満員電車ってあんまり乗りたくないよね」っていうクソクソどうでもいいもう本人と直接会話して!

 

 

もうこの時点で結構ストレスフルなのに一番ムカつくのがやり方指摘してくる奴ね。

 

「切り方雑じゃない?お嫁行けないよ?

 

これ男だけじゃなく女も言ってくるあたり福井のジェンダー度が知れてますよね

(唐突な福井ディスり)

 

 

せっかく美味しいお土産買ってきてくれてるんだからさあ。

 

 

美味しく頂いてもらいたいじゃないですか。

 

 

せっかく自分で買ってきたお土産なんだからさあ。

 

自分で分けたらいいじゃないですか。

 

その方が直接お礼言える分、貰う側の有り難みも増すじゃないですか。

 

 

無駄な気遣いを増やすくらいなら、お土産なんて買ってこない方がいいんですよ。

 

 

その一方、自分で分けてくれる人はめちゃくちゃ好感度上がります。

「あっそんなやらなくていいよこっちで分けとくから!いつもお疲れさま〜(*´꒳`*)」

 

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お土産を買ってくる時点で、既に社内の評価も高いと思いますけど。

 

お土産マスターの皆様、是非ご自身で分けてみてください。

 

文字通り、一粒で二度美味しいですよ。

 

 

※追記

上記で述べたことと関連して、客先訪問で女性社員に渡すのもNGだなあと思うのです。訪問した相手に渡せばいいじゃん。

今の時代、お土産を渡した女性社員の方が役職が上のこともありますからね。

(しかし上司である女性が平社員の男性に相変わらず分けているところが田舎の怖いところ)

(しかも男性に渡すなんて失礼でしょと怒る女性社員まで出る始末)

(東京行きてえ)(結論)

社畜道を地で行く弟 一方姉は

社内ニーーーーート!!!!!

 

 

 

いや偉いなと思って。

 

 

残業イコール頑張ってる、とか、プライベートも仕事の付き合い、という考えはめちゃくちゃ拒否反応出るんですけど。

 

 

それでもそういったことをちゃんとできる人はやっぱり偉いなあって思うんですね。

 

 

何が言いたいかというと、

 

実弟がすごい。

 

 

・社員旅行という名の接待旅行

(上司がバスの手配ミスしても「いやー楽しいですね!!!」)

(旅行後はそのまま各支社の挨拶回り)

(挨拶後はそのまま仕事行く)

 

・年賀状を会社のお偉いさん100人に書く

(一個一個手書き)

(心温まるコメント付き)

 

・飲み会での焼肉将軍鍋奉行は率先して行く

 (一番おいしい食べ方を研究する徹底ぶり)

 

偉いなー。

 

他業界より実力主義の会社なので、やった分だけ出世する、というのが原動力になるのは分かるんだけど。

 

実際にここまでできるかっていうとできないよねー。

 

 

いやあ本当にえらい。

 

 

一方私は

 

 

隣の席の先輩「もち子ちゃんそろそろちゃんと仕事した方がいいよ」

 

もち子「いやでも向いてないんですよねこういう細かい仕事」(文書作成)

 

もち子「叩き台をパーンと出すのは得意なのであとの修正とか間違いは第三者が指摘校正してくれる仕事ないかな」

 

先輩「そんな仕事あるの」

 

もち子「それを探して数年経っちゃいました」

 

 

 

舐めてる・・・・・。

 

 

仕事というか、人生を舐めてる・・・。

 

 

でも仕方ないよね今までこうやって生きてきたんだから今更いきかた変えるなんてむりむり(両手を上げながら)

 

 

 

 

 

 

てか上で言ってる仕事ってブログじゃ?

私が社畜になれる仕事はブロガーだったのか・・・

中学のオタク時代が記憶喪失になるほど暗黒時代だった件

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©️腐女子のつづ井さん

 

オタク以前の記憶もないけどオタク中の記憶も消えてた脱オタ女の話。

 

私は小学校高学年から高校に掛けて重度のアニメ・漫画・ゲームオタク(いい要素が字面に一つもない)で、まあ面白おかしく過ごしてたんですね。アニメで好きなキャラが活躍するたび一喜一憂、あー自分いま輝いてる、未来に希望は全くないけど今この瞬間めちゃくちゃ楽しい余はこのために生まれたのだビバ人生!第二次性徴期の少女の希望と絶望の相転移しまくりの当時ならたぶん魔法少女から魔女になれたと思うなんかそんな感じの毎日。

 

 

しかしまあ、ここ最近は若年性アルツハイマー(推定)によりストーリーとキャラの名前を覚えられないことが多くて。だからオタク活動への熱量も枯渇して、ここ数年は穏やかに過ごしてたんですね。

 

しかし先日、小中学校の友人と会話していたら驚愕の事実が判明しました。

 

えっ過去の私そんなことしてた・・・!?

 

いやいやさすがにそんなことしてないやらないやめてよ人の過去を捏造するの〜!もっと清いオタクだったでし

 

えっ・・・証拠・・・?

 

当時のメール・・・・・・?

 

あっ〜〜〜・・・・・・

やってたわ〜〜〜〜・・・・・

はいはいごめんね記憶喪失してて〜〜数十年ぶりに思い出したわ〜〜〜〜あっやってたやってた・・・はっは・・・

 

っていう茶番をしちゃうくらい出るわ出るわ黒歴史。人のオタク話を笑ってたけど自分も相当キテる奴でした。

 

以下のオタク暗黒時代の思い出リスト。

 

  • 授業中に4コマ漫画を描く

これは絵が好きな子なら当たり前にやるよね。ノートとかプリントとかにね。でも私はクラス委員会を決める授業(誰も筆記用具出してない)の中、鉛筆・消しゴム・定規・なぜか分度器までフルセット出して机に4コマ描いてたらしいんだよね。定規は大事だからね。分度器は何で出したか知らんけど。委員会決めろよ。

確かに言われてみれば、目立つようにわざわざ机に描いてた気がするなぁ・・・。あの、人に見せたいというか。人を喜ばせたいっていうね。清い心が原動力でね。毎日更新される4コマがいつもの教室の机に書いてあったら楽しくない?しかも4コマの登場人物が書いた本人とクラスの仲間たちだったら尚更じゃない?新聞は読まないけど4コマは読む、っていう子がいるように学校は嫌いだけどもち子の4コマを読みに来る、みたいな子がいたらとか・・・そういう気持ちでわたしは毎日机の上に4コマを・・・。・・・・絶対違うな・・・・・。

 

これもねー言われて思い出したよね・・・。まずなりきりチャットって言葉が懐かし過ぎるよね・・・

なりきりチャット略してなりチャって、文字通り漫画やアニメのキャラになりきってチャットするっていう・・・うん・・・そういう遊びがありまして・・・。んー説明してて痛い。

小学生5人が犬夜叉なりきりチャットサイトに集結して今までゆる〜く交流していた人達を小学生独特の幼稚なテンションで荒らすっていうもうマジクソガキ・・・。っていうパソコンの授業中の思い出。だから授業受けろよ。

 

  • 真っ暗な理科室でオタク話

私の記憶の中のオタク井戸端会議は昼休みの柔らかな光溢れる窓際、穏やかな笑顔で談笑する私たち、そんなマリア様がみてる優雅なイメージだったんだけど、実態は「骸骨と人体模型の標本の前で遮光カーテン締め切ってニヤニヤ笑いながらホモの話をする」というトンデモない状況だったようで・・・。やばい・・・黒魔術臭ハンパない・・・。てか私の記憶の中のイメージは何?毒を食らわば皿まで、腐ると脳まで腐るの・・・?(違う)

 

  • 友人と二次創作長編小説執筆

この辺から徐々に鮮明になってくる記憶。

顔はトリンドル玲奈、中身は銭ゲバの親友とリレー小説を書いてました。(凄い組み合わせ)

暗殺組織に自分達が属していてその都度与えられるミッションをクリアしていく・・・という中学生独特の自由な設定で、その時好きになったキャラを時には敵に、時には仲間にしながら完全に自分たちが二次元と交流したいがために書いてますフヒヒッというなんとも痛い小説。しかも夢小説のような甘い展開が一切なく(マジで一行もない)オールギャグ、オチは大体好きキャラを爆破して終わるという打ち切り漫画のような展開。がなんと7部構成というハリーポッター並みの超大作。登場人物総勢100名(ほぼクラスの友人とアニメキャラで構成)というなんかもう全体的にイッタイなぁ〜〜!!!!

 

内容も厨二独特の斬新な発想で、ざっとピックアップしたタイトルがこちら。

 

『見た目は硫酸、中身も硫酸、その名もヤクルト』

コアラのマーチはこんどうまさし』

『そういえばキャンチョメ』

『カツ丼食べたら間に合わない・・・』

『新たなる旅立ち~ミジンコとの出会い~』

 

 

 

 

やばくないこの子たち・・・・

 

 

 

 

 

 

 

タイトルの時点で意味不明なのに内容も意味不明だもん・・・

 

 

 

かろうじてその時ハマってたジャンルと食べ物が分かるぐらいで、他に理解できることが何一つないもん・・・

 

 

  • さらに自作小説をクラスで回し読み

 

 

 

やばくない・・・(2回目)

 

 

 

公開処刑だよね・・・

しかもこれ、イジメられて回覧とかじゃなくて自分で回し読みできるよう体裁を整えてたってところがなんかもうイタ(略)

自分の小説を自分で印刷して自分で挿絵描いて自分で配布って相当メンタル強い・・・

これが後の無料配布本ってやつね・・・・

 

 

 

何が恐ろしいって多分それがタイムカプセルに残っていること

 

 

 

 

 

 

 

・・・・だれか燃やして

 

 

※  ※  ※  ※  ※  ※ 

  

 

 

 

 

でも

 

毎日すっげえ楽しかったですね。

 

もっと刹那的に生きてたっていうか、

「今」をめいいっぱい楽しんでたなーって。

 

瞬間瞬間の感情を余すことなく出し切ってたなーって。

 

対して今は、つまんない将来とかつまんない周りとかつまんない世間?とか色々気にして生きてて。

 

喜怒哀楽の感情もだんだん出さなくなって。

 

あれだけ精力的に取り組んでた趣味も失っちゃって。

 

今はとりあえずなんとなく生きてるけど、いつか10年後か20年後に、

 

「あーあの時は暗黒時代だったな」

 

なーんて

 

振り返る時が来るのかなーって。

 

 

 

そういう時間の積み重ねを、

 

きっと人は「成長」と呼ぶのでしょう。

 

 

これからも、いいこともわるいこともあるけれど、成長し続けていきたいと思いました。

 

 

 

(マジキチエピソードが綺麗にまとまった)

 

ファイブスターでケニア女二人旅 in GW

以前書いたヨーロッパバックパッカーの記事が好評だったので、また海外旅行の話をするよ。

 

 

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地平線に沈む太陽、灼熱の大地、悠々と大地を踏む動物、あーとにかく大自然大自然見たい!!!
というわけで2017年GWの行き先がアフリカに決まった話です。一年越しの更新・・・!

 

メインはサファリパークなので、行き先はケニアのマサイマラ国立公園。写真集や雑誌でよく見るし、色々なブログで見ても評価は5つ星!絶対ここ!と思いました。(しかしこれが後の悲劇に繋がる)

 

 


メインはサファリ、サファリといえばケニアのマサイマラ国立公園、あとフラミンゴのナクル公園!うおー楽しみ!!!わくわく!!!
と飛び立ったのが2017年5月。6泊8日の旅。社会人の我々には過酷なスケジュール。費用は(これでも)安めの38万円。羽田までの交通費が痛い。これだから福井は。←定期的に出る悪口

 

  • まずはツアー探し

友人(仮名:ドリ子)(ドリアンっぽいから)もいることだし、さすがにアフリカはバックパッカー無理かなと思いツアーを検索。安定と信頼のエイビーロードで検索した結果、一番安いファイブスターを選びました。ファイブスターは前にインドで使ったからサービスの質は知ってるよ!ネットでの評判は悪いけど、別に重大なミスはないし、多少のトラブルは海外の醍醐味だし、まあ何より安いし安いし安いということで決定。

なお、ファイブスターの支店がある都会にお住まいなら、実際に訪ねてみることをオススメします。スタッフはほぼ海外放浪経験者のため、マイナーなところであればあるほどめちゃくちゃ親身に教えてくれるんだとか。福井?ないよ。

 

というわけで機内泊+ナイロビ泊+マサイマラ国立公園2泊+ナクル湖1泊+機内泊の7日間コース(33万円)で1月に問い合わせ!したのに既に満席。はや。

ほぼ同じ内容で38万円のツアーがあったのでそちらに申し込み。みんな、予定が決まってるなら半年前には申し込んだ方がいいぞ!!航空機はすぐ埋まるぞ!!!

 

  • 出国までの手続き

ツアー会社がホテルと航空チケットを取ってくれるので個人ですべきことはパスポートの準備と海外旅行保険ケニアビザ取得と現地通貨の用意ぐらい。保険とビザは旅行会社に頼めば全部やってくれますが、個人でやるより5千円程割増でした。ネットで調べればサクッとできるので、私は個人で申し込むことに。

 

ちなみに海外旅行保険は空港で申し込む人も多いけど、断然ネット申し込みがオススメ!安いし早い。オススメは価格重視なら三井住友海上、サービス重視ならAIG三井住友海上は保険金請求もやったことあるけど低価格なのにサービス最高でした。

 

ケニアビザはオンラインで取得できるので、マニュアル読みながらネットの手続きをこなしていくだけ。英語なのでビビりますが、まあ普通にわかると思う。

ただクレジットカード決済をする場合、JCBだと読み込んでくれないことが多いのでMastercardかVISAクレジットカードが必須。

オンラインビザ申請手引き|駐日ケニア共和国大使館

 

そうこうしているうちに出国日が近づきましたが、直前に宿泊予定のロッジが大雨で水没したとか。アフリカ・・・。その代わり無料グレードアップで「Ashnill Mara Camp」という高級ロッジをご用意頂けるとのこと。やるじゃんファイブスター・・・!

 

ちなみにケニアでは現地通貨(ケニアシリング)はほとんど使われることはないそうで、アメリカドル3万円を持って出国しました。(のちに後悔する)

 

  • 突然の洗礼

というわけで待ちに待ったGW。羽田までの交通費が地味に痛い中(福井・・・)、機内でひたすら新海誠作品を見て、フライトに耐えること22時間。ドバイで6時間トランジットがあったとはいえ辛い。

 

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ちなみにドバイでは1.5時間ほどタクシーの市内観光を利用しましたがタクシーを大幅にぼられるという悲しい事件が発生。いやわかるよ、普通のタクシーじゃなくてレクサスタクシーに乗った私たちが悪いけど、お前普通車と同じ料金て言ったやん・・・。3千円くらいの娯楽のはずが無駄に1万6千円も使ってもたやん・・・。ゴネにゴネたけど千円しかまけてくれなかった。なめやがって!!!

(でもよくよく考えたら1.5時間で1.6万円ってのも安いよね)(市内観光興味ないけど)

(次ドバイでトランジットするときは大人しく市場(スーク)行こう・・・)

ちなみにドバイ空港の物価はアホほど高いので水と軽食を機内で調達しておくことをお勧めします。水500mlが10ディルハムだからね。そのときは1ディルハム=40円だったからね。んん〜水一本よんひゃくえん・・・? 

 

  • 突然の裏切り

そんな紆余曲折を経てケニア空港に到着。ん?沖縄かな?空気感がなんか沖縄・・・。

気温は24度とそんな高くないんだけど、何せ日差しがきつい。暑い。熱い。

ゲートではイケメンケニア人ガイドが日本語で「待ってたよ〜〜!(´∀`)」とお出迎え。可愛い。「ボクは日本に留学してたんだ〜。今25さいだよ!」しかも同い年。日本人同行者はハネムーンの夫婦2人。「少し不安だったけどガイドさんも親切そうで良かったですよね〜」「本当に!良い旅にしましょう〜♪」5人旅、いいサイズ感。

ガイド「ボクはずっと一緒だよ!╰(*´︶`*)╯♡」私&ドリ子「「やったー!!!」」

 

ガイド「じゃあ、先に二人はこの車に乗ってて!」

 

私&ドリ子「「オッケー!」」

 

バタン。ブロロロ・・・・。

 

私「あれ?出発しちゃった・・・?ガイドと日本人夫婦は??」 

 

ドリ子「とりあえず別々に向かって、その後合流するんじゃない?」

 

私「そうだよね〜ずっと一緒って言ってたもんね〜」

 

ドリ子「さすがにここで放置はないでしょ〜」

 

「「あはははははは」」

 

その後二度とガイドと夫婦に会うことはなかった。

 

運転手「君たち日本人?ケニアはいい国だよ〜!今から宿泊先向かうよ!」(英語)

 

誰だこのおっさん・・・・。

 

翌日、ホテルに迎えに来たこの運転手おじさんこそが私たちの専属ガイドだと知る。

 

・・・あれ・・・イケメンガイドは・・・・?

 

 

  • 2度目の洗礼

初日でテンション下がりまくりの我々。ホテルに15時頃チェックインしたものの、特にすることもない。かと言って外は危険。こんな時に役立つ文庫本。

レストランで食べようと思ったもののケニアシリングしかダメよ〜と言われ驚愕。

 

えっシリング持ってないよ・・・?

 

ホテルのロビーでドルで食べれるとこない??って聞いたら「ホテルのルームサービスがあるわよ!」ってウインク。ついでに世間話とボディタッチ付きでケニア人超フレンドリー・・・。チップ?チップを要求してるの?いや違う、これは海外独特の「一度会ったらもう友達だよね★」の感覚・・・!慣れない英語でルームサービスを頼んだ結果めちゃくちゃでかいハンバーガー(ポテト付き)とめちゃくちゃでかいピザが来ました。MサイズとLサイズ間違えた。

 

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でも美味しかった。二つとも600円くらい。これは安い。何より味が美味しすぎて。肉とか本当に美味しい。アフリカ美味しいよ・・・!

当然余ったけど勿体無いので包んで明日のお弁当に。食料と水は大事だと学ぶ海外。

 

あ、この他にもお湯の出ない洗礼を受けて電気の付け方わからん洗礼を受けてエアコン効かない洗礼も受けました。海外きたぜーってね。ホテルスタッフに聞いたら全部解決しましたありがとう。

 

ちなみにここで下着を全部日本に忘れたことに気づく。(ドリ子に借りた)

持つべきものは同性の友達よのう・・・。

 

  • フラミンゴ亡きナクル湖

次の日、おっさん運転手ガイドが迎えに来て「ナクル湖いくぞ!」。

海外ツアー恒例のお土産売り場は明らかにヤク中ですよね顔色やばいですよ隙あらば財布取りそうですねって人間が日本語で寄って来たのでもう全力スルー。もっと好青年置いとけよ!怖いわ!

こういうときは中国人のふりをして「ニーハオ、アイムチャイニーズ、ブーヤオ(いらない)、タークイラ(高いもん)」で切り抜けるとあんまり寄ってこない。日本人とわかるともうすごい寄ってくるから。こういうとき隣人めっちゃ頼りになる。アジア人でよかった。

 

さて、国立公園のナクル湖、本来は数百万羽のフラミンゴが降り立つ優雅な湖ですが近年は汚染や増水によりめっきり数が減ってるんだとか。

 

 

フラミンゴ、いねえ・・・。

 

よくよく地球の歩き方を見ると「近年数が減っている」とはっきり書いてあるじゃないですか。ああ、調べておけばよかった・・・。

 

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ちなみに猿やサイはめっちゃ見れます。ライオンもいました。

が、別の観光客によると「マサイマラの方が動物がふくよかで豊かな感じでしたよ〜」

ナクル湖いらんかったな・・・。←

 

※時期によってはちゃんとフラミンゴがいるそうです。

 

  • 意外と動物がいないマサイマラ

ナクル湖は微妙だったけどメインはマサイマラ国立公園だし〜!というわけで「今日はマサイマラへ行くぞ!」とテンション高めのガイド。やった!

 

「ここからどのくらい?」

 

「8時間くらいだ!」

 

えっ・・・・・・

 

 

トヨタのミニバンで悪路を下りながら酔い止め(必須)飲みながらなんとかマサイマラへ。途中の本当に何もない村で手を振ってくる子どもたちが可愛かった。この子達の娯楽ってこうしてたまに通る車ぐらいしかないのかな・・・4歳くらいの子が12歳くらいの兄弟と羊を躾けてるのを見て色々感じるものが。あーこういうとこでホームステイしたい。青年海外協力隊したい。(以下記事に続く)

 

habutaemochiko.hateblo.jp

 

で、やっと着いたマサイマラ国立公園。

 

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早速キリンのお出迎え!すご〜〜〜い!!!!

 

シマウマ、象、ダチョウと次々に出てくる野生動物に感動。

 

感動。

 

感・・・。

 

遠い・・・。

 

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完全な野生なので近づくことができません。

なんなら動物園より距離が遠い。

 

「これ以上は?」

 

「危ないからやめた方がいい」

 

だよね・・・。

 

・・・・・・・・。

 

動物園でよくね?

 

 

しかも思ったより動物の数が少ない。

 

いや、いることはいるんだろうけど、敷地が広大すぎて動物が見つからない。

限界集落の過疎地並みの人口密度。

 

1時間走っても何もいない時間とか・・・。何これ?平原ドライブ?

 

しかも、もっと弱肉強食な世界を見たかったというか。

チーターがインパラを追い、ライオンがシマウマを追い、それに対抗する動物たちの生き様を見たかったのに。

 

なんか・・・めっちゃ・・・・

 

平和なんですけど・・・。

 

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雨季だからか草も青々と生い茂っていて、テレビで見るような過酷なサバンナ感なし。

 

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家の近くの空き地じゃん・・・・。

 

草食動物も肉食動物ものんびりまったり昼寝したりぼーっとしたりしているようで、えっこれジャパリパーク・・・?獣はいてものけものはいない・・・。へいわ・・・。

 

世界って優しい・・・・。

 

  • 友達に何て報告しよう

空き時間にロッジでズンバを踊ってアフリカ人スタッフに白い目で見られたり、肉と野菜が美味しすぎて暴飲暴食したり、リゾート地に来た設定でプールで女二人で撮影会したり、そうこうしているうちに帰国日。

 

ここでドリ子がポツリ。

 

「友達になんて報告しよう・・・。」

 

だよね〜〜〜〜めっちゃわかる・・・。

 

ケニア!?すごい!!!」「お土産話たくさん聞かせてね!」「写真いっぱい撮って来て!!!」

 

そう言われたのにあまり話すことがない・・・。

 

強いていうなら「思ったより普通だったよ」って・・・。

 

私たちは本当のアフリカを見ていない、観光客目線の上辺だけを撫でただけ・・・。

 

そんな私達にアフリカを語る資格なんて・・・。

 

ていうか写真フォルダが動物より私とドリ子の写真が多いだなんて言えない・・・。

 

しかもツーショット写真じゃなくてひたすらお互いの変姿を撮ってただけなんてもっと言えない・・・。

 

だって動物見てるより人間(ドリ子)見てる方が面白いんだもん・・・。

 

  • 反省

・ドバイでタクシー乗るなら普通タクシー。高級車に誘導されても普通車のタクシーへ戻ること。

ケニアシリングは数千円持っておくと便利。なくてもいいけど、ケニアシリングなら40円の水がアメリカドルになるとなぜか200円に価格改定されて悔しい思いをする。

・チップはツアー会社と相談しておくこと。旅行手引書には1日/20ドルと書いてあったけどさすがに高すぎると思う。私たちは長期運転してもらった日に20ドルずつ渡したけどこれが正解かわからない、多すぎるかもしれないし少なすぎるかもしれない。謎。

・フラミンゴがメインならナクル湖は時期を見て。もしかすると別の湖の方が◎かも。

・マサイマラに行くなら乾季の7〜10月。マサイマラ国立公園の目玉はヌーの大群、川渡り。5月はアフリカでは雨季に当たるため、見られる動物や景色が乾季とは違う。

 

 

次行くなら南アメリカのクルーガー国立公園(動物との距離が近い)かナミビア(赤砂の砂漠も見れる)かなあ。

 

 

まあ何にせよ、景色を見るだけなら写真かテレビが一番ってことで・・・。(結論)

やっぱり旅は人との出会いか体験がなくちゃ面白くないよな〜という旅行でした、終!

 

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でも青空とマサイ族の赤のコントラストはとても良かった・・・。あとご飯。

田舎はチャンス倍増なんて全部うそじゃん結局東京のおかげじゃん

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 色々書いてたけど全部消えた

 

 

とりあえずカリスマ地方リーダーの言うことを真に受けてる田舎者が可哀想って話。

あっ私のことです。

 

 

地方にずっといる人間が地方で成功するのはとても難しい、なぜなら圧倒的に人的物的資源がないから。

まずは都会で知識なり人脈なり経歴なり整えなきゃダメなのに、無条件に「地方サイコー」を鼓舞する最近の風潮ってどうなのかなあって思うんですよ。

 

おかげで優秀な人は都会で成功してそのまま帰ってこないし残念な人は地方サイコーと思ったまま出て行かずそのまま残ってしまうわけで地方創生ってか地方死滅

 

 

えーと何が言いたいかというと。

 

 

単純に都会は良くて地方はダメ、もしくはその逆とかではなくて

 

もっと自由に気軽に都会と地方を行き来しやすく住みやすくした方がいいのではって

 

人がもっと流動的に、出たり入ったりを繰り返せる受け皿を整えた方が、人も地域も成功しやすいんじゃないのって思うわけです。

 

 

久しぶりに地方創生の話でした、ちゃんちゃん。