羽二重もち子の日記

田舎で社内ニート→海外(アジア)で社畜→今は日本で二児の母してる羽二重もち子さんのブログ。

【精神と時の部屋】海外で過ごす1週間って日本で過ごす1年に値するよね

サワディーカー、もち子です。

 

バンコクに来てまだ1週間、しかし濃厚な時間を過ごしたせいで既に1年いるかのような錯覚。うん、なんか、濃いよね…。

あ、今回はただの日記です。

 

【1日目】

・最後の日本食を惜しみつつ名古屋のセントレア那覇空港バンコクへ(片道2万円くらい)

那覇空港で仲良くなった日本人女子がアフリカ帰り

・彼女がアフリカで就業したのちアクセサリー販売&飲食店経営経営してたと知り自分のちっぽけさを知る

・驚愕の年下(最近の25歳すごい)

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・彼女と彼女の友達とナナプラザ(バンコクのエンターテイメント街もといセクシー歓楽街)へ

・噂に名高いレインボーとゴーゴーバーとSMバー

・可愛すぎるレディボーイ

・セクシーすぎるタイガール

・普段ジェンダーがうんぬん言ってる割に思いっきりショーに魅入る自分(ポロリもあるよ!)(お触りもあるよ!)(なんならそのまま連れ込めるよ!)

・楽しそうなショーガールを見て性産業に対しポジティブな印象を持ち始めるが待って彼女たちはお仕事だから…笑顔の裏では泣いてるかもしれんから…ていうか私が泣けてきた

・イライラとムラムラとモヤモヤが混在する複雑な感情のまま帰宅(10人部屋のゲストハウス)

 

【2日目】

・住居を確保するため事前に連絡してた日本人不動産屋にジム・プール付きコンドミニアムを5、6軒見学させてもらう

・ボンビーガール見てタイの高級物件(と言っても月4〜5万円くらい)憧れてたんだよね〜

・タクシーは渋滞するからと生まれて初めてバイク(の後ろ)に乗る

・生まれて初めてなのにノーヘル

・命の危機を感じる

コンドミニアムは家具付きなのでとても楽、ベッドもなぜかセミダブル以上が標準。中にはキングサイズのベッドも(一人暮らし用なんだけどな)

・たまに洗濯機がない物件がある

・会社の補助?ないよ

・即決は難しいので一晩考えます、と言った結果後に悲劇が

 

【3日目】

・生まれて初めてウンコを踏む

・割としっかりめのやつ

・犠牲になったのが良い靴じゃなくて100均のビーサンで良かった(そのまま今も履いてる)

・同行者からは「運がついたね!」と言われる。やかましいわ

・ ここまで色々食べたけど、結局は屋台でおばちゃんがテキトーに作ってくれるパッタイとかヌードルが一番うまいと気づく

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お椀が欠けてるのは気にしない。

 

・あとセブンイレブンのホットサンド

・とマックスバリュのガパオライスが最強

 

【4日目】

・初出勤日

・人材派遣だからどんなブラックかと思いきやすげー良い会社

・周りが起業経験者や元商社勤務者や外資系勤務者ばかり。有能すぎ

・あたいってちっぽけだな…(2回目)

・とりあえず変な制服着用やお土産配布やお茶当番やトイレ掃除といった意味の分からん制度が一切ないと知って歓喜

・ていうか日本でもあんまりないよって言われた。ですよねーーーー

・先行きに安堵を感じ(まだ仕事してないけど)帰宅(10人部屋のゲストハウス)

・改めてコンドミニアムを見学し契約を申し込む

・「あ、タイ人のオーナーが長期連休で仕事しないので住むのは1週間後ですね」!??!

 

【住居以外がつつがなく進み長期連休へ】

・ゲストハウスで仲良くなったタイ人とソンクラン(水かけ祭)へ

ソンクラン?そんな野蛮なことしないよと言った職場のタイ人の話を聞いたためまさか行くとは思わなかった

・最低限の装備で強行

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水鉄砲は300円くらいで買ったけど後に2000円くらい投資すべきだったと後悔。パワーが違う。

・プールに入る勢いで濡れるよと言われてまっさか〜wwwと思ったら本当にプールに入る勢いで濡れた

・奴らバケツでかけてくる

・本気で勝ちに来てる(いや勝ち負けないんだけど)奴らは氷水を入れてくる

・一方こちらは安い水鉄砲にしたためリーチで負ける

・途中でタイ人に貸した水鉄砲が壊れる

・丸腰で逃げ回る

・水がくさい

・変な泥をつけられる(敬意の証)

・汚れが取れないのでとうとう10年もののTシャツを捨てる

・癒しを求めてプーケット島に逃げる

 

ソンクラン中離島旅】

 ・プーケット島の方がソンクランは酷いと聞いたが町中(プーケットタウン)では特にイベントなし。多分パトンビーチ周辺がやばい

・レンタル自転車(アプリで施錠管理するハイテクバイク)で地元のビーチへ

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・あれ…沖縄の方が海綺麗じゃね…?

・気を取り直して次なる島ピピ島

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・あれ…沖縄と海の色同じじゃね…?もはや沖縄でよくね…?

・なんか急に日本(ていうか沖縄)が恋しくなる

ピピ島の絶景を見にビューポイントと呼ばれる写真スポットへ

・ハイキングと言いつつ実態は1時間の登山。

・急勾配にやられた欧米人を尻目に登山

・が、数分後急勾配にやられる

・若いうちに海外行った方がいいのは体力ないと乗り切れない局面に意図せずぶち当たるからだと痛感

・ビューポイント到達。海を見ながらゆっくり寝そべるはずだったのに、なぜ私はこんな汗だくに…

・まあ綺麗だからいっか

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・坂を下りて海辺へ。ぬるい温度の透明すぎる海とそこで戯れる小魚を見て、違う、私が知ってるのはこんな軟弱な海じゃない…もっとドス黒い、巨大な魚の身もキュッと締まる極寒の越前海岸が恋しい…と急に望郷の念(?)に駆られる

ピピ島脱出

プーケットに戻り空港沿いのナイヤンビーチでのんびり過ごす

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揚げポテト?100円くらい。変なチーズが甘しょっぱくて美味しい。のんびり。

 

・の、はずが空港まで歩いた結果再び汗だく

・今の私はきっとスメルハラスメンっ…!

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道すがら飛行機接写成功。ちかーい!

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さよなら〜。

 

【今ここ】

コンドミニアムに入れないので10人部屋のゲストハウスに戻り日本人熊本ガールとフロリダボーイとワシントンボーイとソンクランの武勇伝語り

・水鉄砲にブリーチを入れられたり(犯罪)

シャンパンを入れられたり(VIP席の戯れ)

・ビールの中に水が大量に入ってそれを飲んだ結果ものすごい腹痛に襲われたり(ソンクランの水はくさくてきたない)

 

あと日本人の子(Nさん)が、大手企業でシステムエンジニアやってたけど熊本地震をきっかけに人生いつ死ぬか分からないからやりたいことやろうと思った、って言ってて本当その通りだなって。

うんうん分かる分かる、って超共感した、

けれどその後カナダでスーパーバイザーやった時にチリ人が出勤前にマリファナ吸ってきてガチ切れ、you are fire したらファッキンジャパニーズって言われたみたいな話を聞いて一気に存在が遠のいたっていうかなんかもう

 

私ってまだまだだなーーーーと思いました。(遠い目)

 

そろそろ日本帰っていいかな。(早い)

 

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あの背の高くてガチムチで強面のアフリカ人に「お前兵士か?」って言われるのやばくない超かっこいいんですけど

【空港ラウンジ無料】年会費初年度無料の三井住友VISAカード作っておいて本当に良かった話

こんにちは、バンコク就職に向けぼちぼち日本を絶つ(誤字)もち子です。

 

出国前に逢いたい人に会う旅をした結果、この数週間で東京から大阪から名古屋から北海道から目まぐるしい毎日です。ちなみに今日は沖縄経由。日本縦横無尽ダーツの旅。ダーツしてないけど。マイル貯めとけばよかった。

 

そんな思い出巡りの旅に欠かせないのが飛行機。

飛行機といえば待ち時間。

暇ですよね。

 

せっかく時間を節約しても、待ち時間があるために結局電車と変わらぬ自由時間。これはもったいない!

 

というわけで、最後に少しでも日本のセレブ気分を味うため、国内の空港ラウンジを無料で使えるに申し込みました。

何が良いって初年度年会費無料

空港ラウンジ使ったことないけど試しにどんなもんか入ってみたい!っていう時にピッタリですね。ちなみに次年度からは約5000円。そんな高くない。20代と30代で申込先が違うので注意。

 

本当は国内だけでなく海外の空港ラウンジも使える<a href="https://click.j-a-net.jp/1768805/241344/" target="_blank">楽天プレミアムカード<img src="https://text.j-a-net.jp/1768805/241344/" height="1" width="1" border="0"></a>を申し込みたかったんですが、年会費が1万円かかる上にカードを申請した上で再度プライオリティパスというカードを発行しないとラウンジに入れないんですね。空港ラウンジ用のカード欲しいな、と思い立ったのが出国2週間前だったので(遅い)これは間に合わないかもしれない、と思い今回は三井住友さんのお世話に。

時間に余裕があって楽天ヘビーユーザーで国内外の旅行によく行く人は断然楽天カードの方がオススメ。年会費1万円余裕でペイできます。

 

さて、そんなこんなで人生初ラウンジ。

函館、中部国際空港(セントレア)、那覇、にて利用しましたが…

 

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※画像は全て公式ページから。(チキンだから写真撮れない)

 

内装は空港によって若干の差がありますが、ソファ、テーブル、充電無料、wifi無料、ソフトドリンク無料、という点は同じ。

 

函館空港のラウンジは雑誌も充実してて良かったな〜。プレジデントや東洋経済オンラインや日経ウーマンを読みながら飛行機を待つ…私!自分に酔えます。

 

中部国際空港はアルコールも無料なので、シードル飲みつつおつまみ食べつつほろ酔いで乗る飛行機で昼寝、えーこんな贅沢していいの?バチ当たらない?

 

函館はサッポロ系の飲み物、中部国際空港にはおしるこサンド(美味しい)、那覇にはグアバやシークワーサージュースがあったりして、ご当地感が楽しい。

 

利用時間に制限があるため(大体8:00〜20:00が多い)早朝便や深夜便が多い人は要注意ですが、それ以外ならかなりお得な空港ラウンジ…!

 

是非みなさんもご活用ください。

 

※ところでリンクが途中で切れちゃうのなんとかならないのスマホだからなの…

【第二新卒向け】リクナビNEXTで海外転職成功した話(現地採用)

リクナビNEXTで海外への転職成功しました。今月からタイのバンコクで働くことになりました。うほほ!会社辞めるのは初めてなので震えが止まりません。どうしよう!

 

もう二度と日本で言う普通のレールには戻れないんだなー。

のんびり正社員で新卒から定年まで働くって選択肢は無くなっちゃったんだなー。

わああーとんでもないことをしてしまったのかもしれない、これからの私の人生どうなるんだろう、恐い怖い!

  

っていうのが2ヶ月前、上司に退職の旨を伝えた時の私。

 

今は不安も震えもなくなってひたすら節税方法のそろばん叩いてます。

 

 

人間ってたくましい。

 

 

さて、転職を考えてる皆さん、上手くいっていますか?

 

私は最初失敗しました。

 

失敗したというか、失敗する土俵にも立てなかったというか。 

「もうすぐ3年」のキーワードにつられて、社会人3年目の秋に初めて転職サイトに登録・応募したもののまあ受からない悲劇。

 

で、そのまま業務も忙しくなってきたので放っておいて、また暇ができたので4年目の秋に転職活動を再開して。

 

そしたら今回はすんなり決まりました。うーん、タイミングって大事。

 

そんな私が今回使用した転職サイトは以下の3つです。

タイトルにもある通り、入社5年目までの第二新卒・若手向けメインです。

 

 

自分の市場価値を一番手っ取り早く把握しやすいです。
商社の人事部の友人から教えてもらった転職サービス。スマホでもかなり使いやすいし、初手の入力項目も通勤時間の合間にさくっと終わらせられます。
「転職しよっかなーどうしよっかなー」という初期段階の人にオススメ。
ただ、私がマッチングした時は地元企業しか出てこなかったので逆にえっ私の市場価値低すぎ…?となったのでその後あまりメインで使うことはなくなりましたヒ〜〜ン。

現在と同じ勤務地・会社規模・業界がピックアップされやすいので、都市圏で働いている人や同業への転職を考えている人にはそのまま最後まで使い続けられるかも。

 

有名企業や人気職種など魅力的な求人が多く、見ていて楽しいです。

最初はメインに使っていましたが、エージェントから紹介される企業がことごとく書類選考段階で落ちる(誰もが知ってる大企業ばかり受けていたので当たり前)のと、転職エージェントとのやりとりが面倒になってきた(電話とかチャットで説得されるのとか面倒…←)ので途中からは放置。

現職で明確な実績を上げた人や大手企業に勤めている人、有名大卒ならエージェントが手厚く扱ってくれますが特に大した特徴がないと大した案件は当ててくれないです当たり前ですが。それか特にアドバイスなく大手企業に当たって砕けさせてくれるエージェントか…。いや、こちとらそんなものに時間に使うほど暇じゃないねん。
唯一、マテリアルパートナーズという人材会社は担当者も気さくで案件も気になるものが多くて、使い続けてました。残念ながらご縁はありませんでしたが…。

 

言わずと知れた日本最大級の転職サイト。ほとんどの企業はここに載ってるはず。

エージェントとのコミュニケーションが面倒になってきたあたりからメインで使い始めました。エージェントを挟む求人もあれば、企業が直接対応してくれる求人もあり。

エージェントを挟まずに勝手に検索して勝手に応募できるこのシステムがラクだったので、最後の方はリクナビNEXTから直接やり取りできる企業しか応募しませんでした。

最終的にタイの案件を紹介してくれて、決まったのもここ。勤務地「海外」にチェック入れていきなり海外へ行かせてくれる案件を紹介してくれたのはリクナビネクストとワークポートだけです。現地採用だけど。

「待遇はとにかく海外で今すぐ働きたい!ついでに日本の大企業もあわよくば…」という人にオススメです。私でした。

 

マイナーだけど、海外の案件をちょいちょい紹介してくれました。

リクナビNEXTの『GOOD AGENT RANKING』では、転職決定人数第1位というのもあって、まあどこかしら決めてくれるかなぁと、登録だけしたサイト。登録した翌週くらいにタイの内定が出ちゃったのであまり使ってなかったけど、もう少し見ててもよかったかも。

追記:完全に余談ですが、後日ワークポートの社員さんと会う機会がありめっちゃイケメンの好青年でした。めっちゃイケメンでした。(2回言う)

 

都心部や大企業ではなく、地元へ戻りたい、県内で転職したいなど地方への就職であれば下手なエージェント介するよりよっぽど確実なのが公的サービス。

福井も含め、地方は深刻な人手不足。これから子育て世代になる第二新卒であれば割と優良な企業を紹介してもらえるうえ、県と企業の癒着…もとい関係も深いため、紹介後の内定率も結構高いイメージ。ついでに移住するのであればその後の厚待遇サポートもついてくる可能性大(住宅補助とか)。
民間の転職サイトと違って公的機関が無償で紹介してくれるため、企業側も「無料だし会うだけ会おうかな」と時間を作ってくれやすいです。

私も福井に戻る時はここを使うだろうな。戻るかな。

 

 

まあ、いろいろ書きましたが、要はタイミングとご縁かなあと思います。

 

できるだけ多くのチャンスを掴むため、自分のさばける範囲でピンときた転職サイトに登録。

 

で、求人数には波があるのでその流れに乗って転職活動に注力したり本業に注力したり。

 

転職活動をやめてやっぱり本業を極める、というのも一つの選択肢なので、波を繰り返しつつ直感の従う方へ行けば良いんじゃないかなと。

 

「あ、意外と自分の今いる会社も良い環境だな」と気づくきっかけになるかもしれないし。

 

やるのはタダだし、色々な企業を見れて面白いので、ぜひ楽しい転職準備ライフを!

 

転職の話したら反対派の方がロジカルで納得いく話してくれたけどやっぱ転職した

この春会社を辞めてタイで現地採用として働きますもち子です。

 

日本の、というか福井県の、超安定した企業ですごくホワイトな環境で働いて、このままのんびり暮らすのかなと思っていたのにまさかの展開。自分で選んだとはいえまさかこうなるとは。人生わかりませんね。

 

いや、客観的に見てもすごーく良い会社(というか部署)にいたんですね。

いざ辞めると決めたらなんだか惜しくなってくる。人間だもの。

 

そんな会社なので、辞めるときも反対してく(れ)る人もたくさんいました。

 

転職しない方が良い理由を大きく分けると、以下の3つです。

 

・自分の武器がない

私は新卒で入社して5年。第二新卒と言うには苦しい。しかも事務の仕事がほとんどだったので大したスキルはなし。学歴だって地方国公立文系、大したことない。そんな私が入社したところで、何をするのかと。何ができるのかと。ただの使い捨ての営業兵隊で終わるよと。分かる。

 

・自分をトークで売り込めない

私の入社先は人材派遣会社の営業なんですが、人材・住宅・保険など、どの会社が売っても同じ=他社と差別化できない業種は個人のセールストークがうまくないと無理ですと。誰が見ても営業だな、と。どこへ行っても何を売ってもやっていけるだろうな、と。そういうタイプじゃないと無理だよと。しかもそれは生まれ持った才能だよと。貴方はそういうタイプじゃないでしょうと。分かる。

 

・転職先の業種・職種の先が見えない

駐在ではなく現地採用なので、長期定着人材というよりは短期補充要員。さらにその会社の「起業するかさもなくば離職」という社風も相まって、そこで働くのは実質2〜3年。5年間事務をしていて、海外でちょっと営業をかじって、そこから日本に戻ってきても仕事はないよと。そんな人材を雇うほど企業は甘くないよと。分かる。

 

言ってること、ものすごく分かる。多少嫌なことがあっても今の会社で普通に勤めて普通に出世して普通に結婚して普通に暮らした方がいい。普通の幸せ、あらかじめ幸福な福井県。分かる。

 

でも退屈なんだよね。

 

 

幼少中学校を校区内で通って指定の高校か大学を卒業して地元のそこそこの企業に入って20代で結婚して子どもは2人、30代になったら家を買って三世帯同居して旦那は係長か課長で妻は育児をしつつアルバイトか事務職でたまに実家の両親に子どもの面倒を見てもらって年に一、二回の国内旅行、たまに畑もやりつつ温泉でゆっくりして週休二日のビールが最高あー幸せですね

 

って、

 

いや、

 

いくつだよ!?

 

戦争や貧困を経験してそういう生活を夢見るならいざ知らず、

 

今までもそういう暮らししてて尚まだそれを望むって!

 

しかも20代とか30代でその考えって!

 

そりゃ最近の若者は元気ないねって言われるわ!

 

前世は戦乱の世に生まれたんですか?

 

どれだけ安定と平穏を望むんですか?

 

落ち着きすぎでしょ!!

 

落ち着くっていうか大人すぎるっていうかまあ夢がないというか。

 

分かりますよ、この不透明なご時世若いうちにそういう生活を夢見とかないとダメだって。

 

今堅実に生きておかないと将来そういう生活をしたくてもできなくなっちゃうかもって。

 

過去にでっかい何かを夢見て今は無残な生活をしている無職犯罪予備軍になっちゃうかもって。(飛躍)

 

 

分かるよ、その気持ちは分かるけど・・・。

 

 

人生それで楽しいか?

 

 

ってことなんですよね。

 

 

私は退屈だなあ。すごく退屈。

 

 

この5年間、いや20何年間、毎日すごく安定してたし幸福といえば幸福だったけど

 

なんか、生きてるのに死んでるみたい、って思ってて。

 

「生きるってのは、死なないってことじゃねえ」

 

っていう某漫画(多分エウレカ)の名言が思い起こされます。

 

あと、当時読んでた朝倉祐介氏の『論語と算盤と私』っていう本の中に、

 

外部の人間は、得てして外部から分かりやすく観察できる「やったこと」に関連する失敗を追及します。その一方、「やらなかったこと」がことさら糾弾される機会というのは、あまりないかもしれません。ただひとりだけ、「やらなかったこと」をじっと見ている人がいます。
ほかならぬ自分自身です。

 

っていう一節があって。

 

ああ、ここで行かなかったら私はきっと「じっと見ている人」になってしまう、と思って。

 

諦めて、普通にサラリーマンをやって、普通に家庭を築いて、普通に死ぬのもそれはそれで幸福な人生だと思うけど。

 

ああ、あの時進んでたらどんな未来になってたかな、っていうのは絶対死に際に思う。はず。

 

 

ていうか、本当にやりたいことって、死ぬまでに何回か思うはずなんですよね。で、実際にチャンスもやってくる。

私の場合それは留学だったりインターンだったりワーホリだったり就職だったり、色んな形で道はあったけど選ばなかった。でも結局そこに戻ってきちゃう。

 

じゃあいつかどうせ行くんだろうなと。

それなら、結婚もしてなくて子どももいなくて両親も健在で守るべきものはこの身一つ、っていう何の縛りもない今行くのが一番いい。

 

そう思って、頭では損だなということは分かっているものの、えいやっと転職に踏み込んだのです。でした。

 

ってのが2018年2月の内容ね。

 

2ヶ月経った今、実際にすっげえ損したシリーズが沢山あるのでおいおい紹介するよ!見切り発車しすぎた!!!

 

でも、自分の人生に後悔なんてしない、自分で決めたことだから…!

というわけで明後日の出発を楽しみにしています。

…あさっ…て…?(まだ何の準備もできていない)

 

 

自分で自分を押さえることのできない人間は、どんなことであるにせよ、たいしたことは出来ない。
1000回の憧れより、たった1度の挑戦のほうがずっと価値がある。

(『論語と算盤と私』より)

 

論語と算盤と私―――これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について

 

誰も幸せにならない仕事をしている

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 ブログの下書きがすごく溜まってる。

 

これとか去年の10月ぐらいに書いてずっと放置してたやつだからね。当時と今では状況がかなり違うんだけど(人って数ヶ月でびっくりするくらい変わる)やっぱり今でも伝えたいと思うしここ数年で1番憤りを覚えた内容でもあるし何よりせっかく書いたので晒します。

 

 

私は今誰も幸せにならない仕事をしている。

 

労働って本来素晴らしいものですよね。

 

人を偉大にするものはすべて労働によってえられる。文明とは労働の産物である。
(スマイルズ 「自助論」より)

 

 

新・完訳 自助論

新・完訳 自助論

 

 

この『自助論』の序文「天は自ら助くる者を助く(Heaven helps those who help themselves. )」はあまりにも有名。

 

書いた人は1800年代生まれのお医者さん。

 

今も昔も「人の命を救う」という医者の本質は素晴らしいですよね。

 

そんな人が、人類の文化・産業に大いに貢献した偉大な成功者のエッセンスをぎっしり詰め込んだ名著です。本田圭佑も紹介してたような。

 

さて、そんな輝かしいご先祖様と比べて現代の私ときたら。

 

必要だか不必要だかよく分からない(多分きっと絶対不要)何のスキルも身に付かない(ほんと意味ない)書類を作ったり、それで発生したコストが高いと他の部署から叱られたり(じゃあ初めからやらなきゃいいじゃない)、その細かい修正(ほぼ誰も気付かない)のために何時間も残業したり(この残業代が本当に無駄)その書類を印刷する部署からスケジュール管理が合わないから仕事が進まないと怒られたり(私じゃなくて何度も修正依頼出す上司に文句言ってください)そんな大変な思いをしても配布後10秒でその書類が捨てられてるのを見ると

 

何が労働の喜びだよふざけんなよ。

 

これっ・・・おまっ・・・この仕事で、私、誰か幸せにしてる!?みんな怒ってんじゃん!誰よりも私が怒ってるけど!!労働の目標は人類の発展と幸福なのに、誰一人発展してないし誰一人幸せにしてないんだけど!!!せいぜい印刷するためのプリンター業者が儲かってるくらいなんですけど!!!!プリンターだってこんなもんにインク無駄遣いしてるくらいなら他の有益な文書にインク使いたいわ!何だこれ!何これ!?

 

労働は最良のものでもあり、最悪のものでもある。自由な労働であるならば、最善のものであり、奴隷的な労働であるならば、最悪のものである。
(アラン 「幸福語録」より)

 

 

なるほど、最悪だ。

 

 

奴隷的な労働って何かというと、自分の意思じゃないことをしてるってことなんですよね。

 

そうじゃなくて、

 

「自分の裁量で決める」

 

ことをもっとやった方がいい。

 

 

自分で決めているから、内容のお粗末さやスケジュールやコスト管理の甘さも反省して、ああじゃあ次頑張ろうって思える。

 

他人に決められると、結局責任転嫁しちゃうんですよね。

 

指示を受けて、自分なりに考えて作ったけど全否定されて、結局上司の意見をそのまま転写してるだけ、でもスケジュール遅れやコストオーバーの文句を言われるのは自分、上司の意見は「だって担当者は貴方だから」、担当者って言うなら口出ししてくんなよお前がやれって言ったからこうなってんだろ最初からそれは難しいですって言っただろていうかそこまで言うならもうお前自分でやれよ私は知らん

 

って、

 

そう言う気持ちになっても仕方ないと思うんですけど。それともみんな黙々と上の言うこと聞いてるの?私がおかしいの?

 

自分も不幸せ、相手も不幸せ、そんな仕事はなくなったほうが世のため人のため後輩のため。

 

と思って、毎年これいらないですよねって進言してるんだけど中々なくならないんだよなーーーークッソーーー。

 

以上、半年前の憤りでした。完!