羽二重もち子の日記

田舎で社内ニート→海外(アジア)で社畜→今は日本で二児の母してる羽二重もち子さんのブログ。

タイに来たらアトピーが治った

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タイに来て良かったシリーズ。

※画像は『ぱくたそ』より。

 

アトピー性皮膚炎、が私は子どもの頃から酷くてですね。

首とか脇とか膝裏とか背中とか、汗をかく部分ご色素沈着とかぶれで常にゴワゴワだったんですけど。

 

タイに来てから…なんか…。

 

ん?治った?

 

1ヶ月に数回、一番弱いステロイドをちょーっとだけ塗るくらい。

 

学生時代や日本で仕事してたときは本当に痒くて、起きたら爪の間が血だらけとか日常茶飯事だったんですけど。寝てる時だけ人を殺す設定なのかな?だったんですけど。そう思わないとやってられなかったんですけど。も、

 

あんなに酷かったのに何でだろう、と分析した結果、思い当たる節がいっぱいあったのでピックアップしてみまっすね、アトピーのみんな参考にして。

 

  • 湿度が高い

まずこれ。常夏なのでいつもジメジメしてる。室内はクーラーでガンガンに乾燥してるはずなんだけど、所詮タイクオリティなので(←)エアコンの効きが悪いのか、あまり乾燥を感じない。わりと潤ってる。

アトピーの大敵:「乾燥」クリア。

 

  • シャワーをたくさん浴びる

常に暑いので、出勤時ちょっと歩けばすぐに汗かく。買い物しても汗かく。寝てても汗かく。アトピー軽減の基本は毎日シャワーを浴びること、と言うけどそんなん日本の寒冷地にいたら寒くて入ってられない。けどタイでは朝晩必ずシャワーを浴びざるを得ない、あんなに風呂嫌いだったのに1日2回の水浴びが完全に習慣化した。環境ってすごい。

アトピーの大敵:「不衛生」クリア。

 

  • 制服がない

これ、一番大きいと思う。学生の靴下しかり、社会人のストッキングしかり。制服は無駄に分厚くて暑いしほぼ100%やっすい化学生地(の割に高額)なのでアトピー患者を苦しめるんだけど、タイではTシャツと綿のズボンで出社できるので肌へのストレスゼロである。ちなみに高層階に住めるので家では全裸。最高。

アトピーの大敵:「繊維ストレス」クリア。

 

  • 運動する

タイはほとんどのコンドミニアムにスポーツジムが併設されてるんですね。もちろん無料。使わなきゃ損。通った結果体が健康に。職場の同僚の9割が趣味は筋トレという状況、ランチのネタはプロテイン、これは運動嫌いの私も行かざるを得ない。(ていうか筋トレ以外することがない)

アトピーの大敵:「運動不足」クリア。

 

  • フルーツを食べる

タイはフルーツが安い。マンゴー1キロ120円とか。無駄に食べる。ビタミン豊富。

アトピーの大敵:「不摂生」クリア。

 

  • お酒を飲まない

お酒飲んだ日って必ず痒くなりますよね。起きてる時は我慢できても寝てる時に絶対掻いちゃう。

今の職場がお酒を飲まない、飲ませないっていう風潮なのと暑い国は度数の高いお酒がない(体を温める必要がないので)のとビールがぬるいのでめちゃ氷入れるのが相まってそんな酔っ払わない。体温が高くならないので掻かない。飲み会の日は楽しくなってついつい飲みすぎちゃうんですけど、タイはまあ飲みすぎてもたかが知れてるというか。

アトピーの大敵:「アルコール」クリア

 

  • ストレスフリー

 何よりもこれ。仕事のストレスも人間関係のストレスもほぼ感じない。日本本社とやり取りする時ぐらいだろうか。それもそんな頻度多いわけじゃないしね。これぞマイペンライ

アトピーの大敵:「ストレス」クリア。

 

 

アトピーの解決策って、美味しいご飯食べて適度に運動してストレスをなるべく感じないように、って言うじゃないですか。でも日本でこれ実践するのって難しくないですか?私は無理だった。

だけどタイは自然とこういう障壁がクリアになるんですね。素晴らしいですね。(※人によっては悪化します。合わない人はマジで合わない国、タイ)

 

とりあえずアトピーに悩んでる人は一回海外行ったらいいと思うよ。アトピーの人ほとんど見かけないよ。(これほんと不思議)

 

ちなみに先輩はタイに来て喘息が治ったらしい。それは嘘だ。空気はきたないです。(アトピーの大敵:「汚い空気」クリア不可)

これから下ネタを話しますおじさんの罪

日本にいたとき地味に不快だったこと。

 

これから下ネタを話しますおじさん。(長い)

 

皆さんは遭遇したことあるだろうか。

 

私は取引先のおじさんがそうでした。

 

ぱっと見は紳士的な、物腰の柔らかなおじさんなんですけど。

 

彼の得意技は

 

「これを貴女の前で話すのは下ネタになっちゃうんだけど(笑)」

 

と下ネタ枕詞をセッティングすること。

 

「あ、これは下ネタになっちゃうんだけど(笑)、最近は男性の精子量が少ないから昔より男性が弱くなっちゃったらしいよ。最近の男の子はナヨッとしてるもんねぇ」

精子のくだりいらなくない?

 

「あ、これは女性に失礼かもしれないけど(笑)、前に連れてきた子とその前に連れてきた子だとやっぱイケメンな方が生物学的に雌として惹かれるよね?」

↑雌って単語いらなくない?

 

「あ、これは女性の前で言わない方がいいんだろうけど(笑)、さっきの受付の子ってAV女優に似てるね」

↑色々完全にアウトじゃない?

 

 

確かに、彼らの喋っているのは飲み会で交わされるようなあからさまな下ネタではない。

前半2つとか、世間一般論ですよ?学術的な話ですよ?下ネタだなんて嫌だなあ勝手に想像したのはそちらじゃないですか的なニュアンスを感じる。「いっぱい」の「い」を「お」に変えるとな〜んだ?おっぱい?わ〜何想像してんだよやらしい〜、正解は「おっぱお」ですぅ〜的な。やかましいわ。

 

最初に「私は下ネタを嫌がる貴方を理解していますよ」と牽制することによってこちらの攻撃を封じてるわけですよ。

 

それってセクハラじゃないですか?とズバっと言ってしまうとこちらが大人気ない。

 

かといってウフフやだー困りますと笑うのも向こうのいやらしい顔が満面の笑みに変わるだけなので超癪である。

 

なので無表情で「そっすか」とだけ言うしかない。しかし奴らにこれは効かない。

  

なんか、とても卑怯じゃないですか?向こうから勝負を仕掛けて来たのにやり返したら負け的な雰囲気を作るの。ずるいわ。

 

何が言いたいかというと、なんか知的な事を喋っている、と見せかけて実際はただの下ネタを話すおじさんは普通にセクハラです。訴えてやる!©︎アメリカ #me too

 

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↑褒められたのかけなされたのか下ネタだったのかお誘いだったのか(←)永遠に謎な発言

19時に会社で巨大ピザを食べるアラサーたち

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なんかデカい荷物来たって思ったんだよね

 

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アメリカの映画とかでよく出てくるサイズ

 

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なんでお尻拭き持ってるんだって突っ込み欲しかったのに完全にスルーされた図

 

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俺の上司がこんなに可愛いわけがない

 

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ラマダン…1ヶ月のあいだ一切の飲食を絶つイスラム教の文化。詳しくはウィキペディア

 

 

 

今日も職場は平和です。

きっともう私は日本では働けない

ああー無理、ぜったい無理。

 

タイに来て本当に良かったなと思うことは、仕事のストレスがほぼゼロである点。

 

日本で感じていたアレをしなきゃいけない、これをしなきゃいけない、これができないから自分は駄目なやつ、という絶望感や強迫観念諸々が良い意味でも悪い意味でも

 

全くない。

 

だって

 

就業時間中にバースデーパーティーやってたり(突然ハッピーバースデーが流れる)タイムカードだけ押してその後朝ごはん買いに行ったり(そして社内で食べる)休憩終了の13時になっても半分以上戻ってこなかったり(13時半くらいに8割揃う)16時ぐらいにもう晩御飯食べ始めてたり(ガパオライス、匂いがすごい)

 

 

そんな職場で仕事の良し悪しなんざ関係ない。

 

大事なのは今この瞬間をどれだけ自分が楽しめるかだ!

 

というタイ人のマインドを全力で感じている今日この頃です本当に駐在員の皆さんお疲れ様ですこのギャップを埋めるのは多分不可能。

 

日本人ってほんと偉いよなぁ…。(完全に部外者の気分)

 

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これ、屋台がいっぱい並んでる広場で、誰がどの店で頼んだか分かるようにしたナンバープレート(のようなもの)!お店によって目印が風船だったり花だったり可愛すぎる。「〜番のお客さん」じゃなくて「白い風船のお客さん」。可愛いかよ。当然のように間違えて持ってくるのもゆるい。なんかもう生活を楽しんでる感が前面に出てる。日本も真似したら良い。(ザ・日本人は逆にストレスで死にそうだな…)

女1人でアユタヤに行ったら逞しくなった話2

メンタルも。

 

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アユタヤのメイン遺跡を一通り観光しホステルへ戻ったものの、せっかく一泊するんだからライトアップ!ライトアップされた遺跡見たい!

 

ということでもう一度自転車で5km離れた寺院に行くことに。

 

したはずが、夕日が綺麗過ぎてこれは仏像…横たわる仏像と夕日を写真に収めたい…!と欲が湧いて急きょ反対方向へ。

 

 

日没まではギリギリ間に合うはず!

と小道を走らせること20分、

 

 

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野犬の群れにエンカウント

 

いや飼い犬かもしれないけど、リード付けてないなら野犬と同じだわ…。

 

ちなみに画面外にあと5匹くらいいる。

 

 

どうしても行きたい道に野犬がいて意を決して強行突破したら5匹くらいに追いかけられた、という同僚の話を思い出す。

 

やばいよ狂犬病の注射打ってねーよ…

何より一個体のサイズでけーよ…チワワとかダックスフンドってレベルじゃないわ…普通に噛まれたら重症、絶対無理…しぬ…

 

と思い泣く泣く遠回りして別の道にルート変更。

 

 

またいた。

 

 

何なの…昼大人しくて日暮れ活発になるって何なの…バイオハザードなの…

 

ええいままよ、夕日と大仏を絶対写真に収めるんじゃい!

 

と自転車を漕いで突破したらビックリするくらい無関心だった。み、味方判定なら最初からそう言ってよー!敵かと思ったじゃーん!!

 

 

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ちなみに大仏に着いた時には夕日は沈んでた。

無意味な闘いだった…。

 

ちなみにこの時すでに時刻は18時半。

ここからライトアップが一番綺麗だと言われるワット・チャイ・ワッタラーナーム寺院までは自転車で20分。

 

 

街灯なくて真っ暗だから夜の自転車は危険、と書いてあったものの他のブログを読むとそれなりにみんな夜出歩いているようで、まあいっかと出発。(後に後悔)(普通にバイタクかトゥクトゥクで行こうね!)

 

途中の橋が難問で、自転車降りて坂道を突破したところに寺院が。

 

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最初はまだ日が落ちてなかったのでこんなもんか、と思っていたものの徐々にライトアップ。

 

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綺麗!!!!!

 

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良かった来て…!!!!

 

 

クッソ疲れたけど…

 

 

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タイの民族衣装を貸し出すお店があるせいか、綺麗な衣装を着た美女が多くて眼福。

 

人気の少ない端の方に行ったら良い角度が。あーこれちゃんと撮りたい…お姉さんたちちょっとどいてくれないかなぁ…と思っていたら

 

 

犬の唸り声。

 

 

うわ、野犬だ。

 

 

飼い犬じゃない、ホンモノの野犬(?)だ。

 

 

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めっちゃ吠えてる、でも大丈夫柵の向こうだから。

 

 

相変わらず写真撮影会しているお姉様方。

 

 

犬が吠えてて怖いんですけど…。

早くどいてくれないかなあ…。

 

 

犬、超唸ってる。柵越しとはいえ怖いわ〜。柵…

 

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!?!?

 

柵越えとる。

 

咄嗟にひえっ、とかうわっ、じゃなくてオーマイガ、と小さく呟いたあたりだいぶ海外に慣れてきている、て言ってる場合じゃない、噛まれたら狂犬病…!

 

ダッシュで逃げたらめっちゃ追いかけてくる、ギャーーーー死にたくないくっそそもそもババア共が早くどかないからこんなことにいい年こいて公共の場で写真撮影会してんじゃねえチッペッと暴言を脳内で吐き散らしながら遺跡に登るため咄嗟にジャンプ!

 

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 まあ届きませんけど。

 

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普通に落ちましたけど。

 

 

あー終わった…噛まれる…と後ろを見たら

 

 

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何その顔…

(参考文献: チベットスナギツネ)

 

憐れみを込めた目で見た後に踵を返して去って行く犬。

 

 

助かった…

 

助かったけど…

 

複雑…。

 

 

ちなみに一部始終を目撃してた他の観光客にめっちゃ笑われた。いや助けろよ。

 

 

 

帰り道も街灯がなかったり(でも大丈夫、アイファンの懐中電灯モードがあればね)そもそも自転車にライト機能がなかったり(でも大丈夫、アイファンの懐中電灯モードがあればね)やっぱり野犬がいたり(でも大丈夫、自転車があればね)色々気を張ったのでご飯は良いところで食べよう…!と思い評価の高いベトナム料理店へ。

 

ん…?ベトナム料理店…?タイ料理店っぽいな…と思いながら入店。

 

いつも並んでて大人気、って書いてあるはずなのにお客さんは1人もいない。20時だぞ…これでこの静けさは…でも欧米人がオーナーだから多分ちゃんとしてるかな…と思いGoogleマップを開いたらどうやら隣の店に入店した模様。シット!!!

 

でも入っちゃったしなぁ、とりあえず美味しそうなトムヤムクンだけ軽く食べてベトナム料理店行こう…と思い注文、したら。

 

 

ぶに。

 

 

あ?なんか踏んだ?

 

 

 

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カエルだ

 

 

 

しかも大きめだ。

 

 

なんでお前レストランの中にいるねん…。

 

 

咄嗟に足引っ込めてよかった…。

 

 

数分後ヤモリも発見。爬虫類レストランかな?

 

 

まあいいわ噛むわけじゃないし…(まだ野犬トラウマ引き摺ってる)と思い待っているとカサカサと物音が。

 

 

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あ…?

※苦手な人はすぐスクロールしてね!

 

お前…飲食店にいたらダメなやつ…!!!

 

 

インドのレストランの中でネズミを見た衝撃以上の衝撃。いやだっておま近すぎるやろ!!

 

 

本当にこいつカサカサって言うんだ…つーかでっか…!!

 

机の上にいるのは流石に無理なので扇風機で飛ばしたら

 

 

真上の天井に張り付きやがりました。

 

 

えっしかも全然動かないんですけど…何お前くつろいでんの…ていうかさっきのカエルもまだ足元にいるんですけど…何この苦行…

 

かのブッダが説法をしている時動物が自然と周りに集まってきたと言いますがいやそういうの今いらない。動物じゃねーし。爬虫類と昆虫だし。

 

天上天下にハラハラしていたらトムヤムクンスープ登場。もうサッと食べてサッと出ようと思ったら

 

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量多っ…

 

そしてうまっ…

 

 

満面の笑みのオーナーと頭上のゴキブリと足元のカエルに気を使い続けたディナータイム。あたい…こんなの初めて…!

 

たぶん10分程度の出来事だったけど30分くらいに感じた。それくらい永遠だった。

 

自転車で計20km走った以上に疲れたので、ベトナム料理店は見送りました。人いっぱいでした。

 

ああー、修行した…!

 

(アユタヤ旅行:  終)

 

※ちなみに地味に行きたかった日本人町跡地は日曜閉館でした。いつか…再チャレンジ…!