ずっと書きたかった記事。(これが…?)
足の裏にあった直径1センチのタコみたいな魚の目みたいなデカいイボのあいつが!ついに!!なくなりました!!!
とうとうやったぞー!!!!
※足の裏の写真が多く、イボの形状もちょいグロなので今回の話は閲覧注意!
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足の裏にイボ(尋常性疣贅)症状ができた理由
高校の時、競歩大会で靴の中に小石を入れたまま5時間足を酷使した結果できてしまった直径5mmくらいの小さなイボ…。
最初はタコかウオノメかと思って市販のタコを柔らかくするシールを貼ったりウオノメをコロリする薬をつけたり切除すれば一発で治るんじゃ?と思ってハサミで切ってみたりコンパスでほじくってみたりいろいろ試行錯誤した結果細菌が入ったようで完全に悪化しました。もともと小さかったイボは元気に成長して直径1〜2cmの大きな塊で穴が空いたような見た目に、しかも社会人になりパンプス生活になったせいで圧迫&ムレのコンボにより隣の足や他の部位にまで発症。これはおかしいと思い皮膚科へ行ったのが戦いの始まり…。
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皮膚科に行ったけど治らない
病院で「ウオノメやタコじゃなくてウイルス性のイボだよ」と衝撃の一言をいただきました。こんなにウオノメっぽいのに…?
「ウイルス性だから他の部位にうつるし他人にも感染するよ」
「大きくなりすぎてるから、このまま放っといたら痛みで歩けなくなるよ」
「最終的にレーザーで焼き切るか麻酔かけて手術するしかないかも」
と不安材料のバーゲンセール。母に「うつしたでしょ!」と迫られたのを「ウオノメなんかうつるわけないじゃん」で済ませたのにまさか事実とはすでにうつってるしすでに痛いしだからといって人生最初の手術が足の裏って嫌すぎるんですけどちょう痛そうなんですけど。
とりあえず最初は様子見ね、定期的に来てね、とハトムギ成分でできた肌の状態を良くする「ヨクイニン」という薬と木酢液みたいな目薬みたいなのに絶対に目に差さないでくださいっていうトラップ的な
ちなみに最後は凍結療法といって、ゴリゴリと彫刻刀のような刃物でイボを削られた(痛い)後に液体窒素(ドライアイス)に患部を焼き付けてもらって(痛い)、その日の施術は終わり。
「2週間に1回来てください」
と言われたものの、えーなんか麻酔なしにゴリゴリやれらたんですけど…凍結も凍結っていうか焼いてますよね?地味に痛かったんですけど…えっこれ毎回やられるの?
というわけで遠いし時間ないし痛いし痛いし痛いしまあ通わないよね。
そういうのマメに通えない子だから…ドラマとかも毎週見れないタイプだから…結局病院での施術は3ヶ月ぐらい頑張って通っても何も変化がなかったので、行っても意味ないわと素人判断し、そのまま放っておきました。10年ほど。
その結果当然悪化し、左足にあちこち&右足にもうつった憐れな足が以下の状態です…。
※以下、汚いので閲覧注意※
※せめて若干の美肌加工。(無駄)
左足。上が10年ものの最古のイボ。いじりすぎて穴空いちゃってます。
下にも2年ものくらいの小さいイボあり。
右足にも同じようなイボができちゃいました。5年ものくらい?
見えにくいですが いつの間にか指にも…。こうやって増えていくのひええ。
正直見た目が気持ち悪いし、当時は靴下を脱ぐのが嫌で嫌でしょうがなかったです。(正直自分で見る分にはカサブタを見るのと同じで結構快感だけど、他人の目がやっぱり気になる)何より痛いんですよね、歩くときに。仕事でパンプス履いた日にはただただ悪化の一途。伝染るのも家族に申し訳ないし、かといって皮膚科に通っても治らないし、高校生のとき、小石を靴の中に入れて気にしなかった自分をどれだけ恨んだことか。
ちなみに社会人のときちょっといいなと思っていた同僚に手違いでこの足イボ写真を見られたのは良い思い出です。「なんで足の裏の写真撮ってんの!?」とドン引きされた覚えがあります。私も不思議です、なんで撮影しようと思ったのか。いや、あのときの私のおかげで今こうして記事にできているわけですが…。たぶんいつか治ったらネタにしようとか思ってたんじゃないですかね…(適当)
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イボを治した道具
そうやって何年も塩漬けにしていたわけですが、社会人になって数年経ったある日、ふと足の裏を見るとイボが小さく平らになっていました。
ん?最近痛まないとは思ったけれど…何かしたっけ?イボの薬もヨクイニンも全然使ってないけど…と、疑問に思っていましたが、時間が経つにつれやっぱりどんどん小さくなっている。右足にできていた小さめのイボは、いつの間にかなくなってました。
えっ10年間も戦い続けたもはや競歩大会の勲章みたいなアイツがこんな簡単に…!?と思って、原因を探ると。
これでした。
足裏に貼るゲル状パッド!
えっなんでこんなので?と思ったんですけど、確かに皮膚科の先生は「ウイルス性のイボは窒息させて殺すから液体窒素が一番効く」と言っていました。
そう、つまりストッキングを履いた足とゲルパッドに挟まれたイボは窒息状態!
全く空気が入らない状態だったんですね。座り仕事メインとはいえ仕事中の8時間、パンプスが若干小さめだったこともあって常に圧がかかり窒息状態が保たれていたわけです。
(何の意味もない説明画像)
その後、転職したのもあってパンプス脱いでスニーカー通勤にしました。そしたら小さいイボも大きイボも含め完全になくなりました。たぶんパンプスや革靴といったあの形状が圧がかかりすぎて(あと蒸れるので雑菌が繁殖しやすい)イボができやすいんだと思います。こんな足を痛める靴、もうやめさせて#KuToo(少し前の流行り)
全然確証はないしただの民間療法なんだけど、実際これで全く治らなかったイボが跡形もなく消え去ったので皮膚科の関係者各位、新しい治療法としていかがでしょうか…。まあ効果には個人差があると思うし、男性の場合はなかなかストッキングを履くわけにもいかないので難しいか(窒息させるのが目的なので素足&ゲルパッドでも良さそうだけど)。とはいえもしかすると逆に悪化するパターンもあるかもしれないので、試してみようという皆さんは十分注意して自己責任でお願いしますね!
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その後
完治してから1年、イボは再発しやすいと言いますが、あれ以来全く現れないです。歩き方も問題がある、と言われたので(左重心で歩きがちなため左足にばかりできていた)それを注意しているのもあるのかな…。
再発する恐怖に怯えてはいますが、今のところ足裏は健康です。ハッピー!
一番大きかった左足の部分はシミになっちゃいました。
でも突起部分やしこりもなく、安定。
左足は綺麗に治りましたとさ。
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イボをつくらないためのまとめ
・靴の中に小石が入ったら速攻出す
・圧迫感を感じる靴を履かない、一点に圧がかかる歩き方をしない
・プールや公共の温泉に行ったらよく足の裏を洗う
・万が一できたら足裏ゲルパッドで窒息させる
今見ると当たり前のことばかり書いてありますね。いかに自分が当たり前のことをできていないか痛感しました。これをバネに真人間に戻りたい。そんな感じでこれからも健康に生きたいと思います。ハッピー!