羽二重もち子の日記

田舎で社内ニート→海外(アジア)で社畜→今は日本で二児の母してる羽二重もち子さんのブログ。

ヤバい人間が出てくるエッセイ漫画が好き

こんにちは、もち子です。

 

ヨガスタジオが一週間の休みに入っていよいよやることがなくなってきました。

やることがないとブログの更新が捗りますね。いいこと!

 

暇なときはネットで人様のブログや漫画やニュースサイトの記事を斜め読みするんですが、最近なんかつまんないなぁと思ったり。近頃は「綺麗事」しか言っちゃいけない風潮があるというか、他人のちょっとした悪事や不謹慎なコメントをやたら叩く文章が目につくんですけど、読んでるだけで窮屈だなーーーーーって気がします。皆高尚に生きすぎじゃない?

 

そんな中、最近読んで「そうそう、人生はこれくらい言いたいこと言えなきゃ」と面白かった漫画がこちら。

 

 

 

  

人生の波乱万丈さ、登場人物に必ずヤバい人間が出てくること(というか作者がすでにヤバい)、それをシュールな笑いに変換させちゃうところに人間ってすげえな…という感動を覚えます。え?覚えない?

ちなみにすべて人を選ぶ漫画だと思うので閲覧は自己責任でお願いしまーす!(旦那に紹介したけど全部試し読みで中断された)

 

「人のことをキ○ガイなんて言っちゃいけません!」って言う世の中に、「だってキ○ガイはキ○ガイなんだからしょうがないだろ!頭おかしいやつに頭おかしいって言って何が悪い!でもそう言うだけだとつまんないし面白くないからネタにしちゃうね」って笑いに変える強さがあるのが好き。みんなが見ないふりしたりいない存在と思ってるこういう「出会ったらどうしよう…」みたいな人たち、私は絶対に関わりたくないし関われないんだけど、この人たちはそういうヤバい人間と真っ向から渡り合ってるわけですよ。尊敬。

 

普通の家庭に生まれて普通に大学行って普通に就職しちゃうと、こういう人たちとまず会わないから意識が抜けがちだけど、いや、結構な人数いるんですね…っていうね。逆にこの世界の人たちには、「こんなまともな人っているんだ…!」という人も結構な人数いるっていうね。お互いちょっとずつ交流して、ヤバい人はちょっとでもまともに、普通の人はもう少し肩の力抜いてほどよいバランスの世の中になってほしい(どっちつかずの人間の切実な願い)。

 

つまり何が言いたいかというと、政治家や普通の人こそ読んでほしいなって漫画です。

 

そしたら、先日の台風のときみたいに、某市役所が避難所から住民票がない人(つまりホームレス)を追い出した、というニュースに対してあそこまで批判が殺到しなかったと思うの…。じゃあお前自分や自分の横に素性の知れない浮浪者が寝てるの想像してみろよ…臭いがすごかったり思いもよらない行動したり普通の常識が通じないんやぞ…て説得する必要がなくなると思うの…。お役所は「でもキ○ガイを普通の人と一緒にするのはちょっと無理です自分たちも対応するの嫌だし」とか正直に言えないから、「あーたまにヤバい奴いるもんね、その対応はわかるー」くらいで流せる世の中になればいいと思うの…。賛否両論あるだろうけど、税金納めて真面目に働いている人がバカを見る世の中は嫌だなあ、っていう。突然の政治問題!

 

 

なんだかまとまりがなくなってきたのでこの辺で。

 

 

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逃亡日記の好きなコマ。わかるわかる〜!(主婦やってると働きたくなる、仕事やってると漫画描きたくなる)(ネタが溜まっていくから)(主婦ネタ?特にないですね…)

 

作者の吾妻ひでお氏はつい最近亡くなってしまったけど、69歳までご存命だったそうで…。色々あっても長生きできる、と勇気付けられました。お疲れ様でした。(対照的なねこぢる…)(この生き方はこの生き方で好き)