こんにちは、福井県も好きだけど都会も大好きなもち子です。
今日は久しぶりに金沢駅へ行ってきました!
数年前にはあまりパッとしなかった金沢、北陸でもどんぐりの背比べだった金沢、その割にやたらプライドだけは高い金沢(金沢好きです)!が!なんとまあ素敵な駅に!
世界の駅ですよ!Amazing Kanazawa!!!
道行く人もお年を召した紳士淑女から若いカップル、6大陸の外国の方、そして学生達。いやー活気があっていいですね。
金沢駅の様子。
一方の福井駅。
今でこそ福井富山とは完全に一線を画す金沢ですが、数年前までは正直そこまで注目されていませんでした。なぜここまで差がついてしまったのか、私が思う理由の1つがこれ!
ででん!
見えますかこのパンフレットの数。
奥にも壮大なパンフレットワールドが広がっています。
もはやちょっとした図書館。新幹線の待ち時間もこれなら退屈しない!
観光情報の中にさらっと移住書類をサブリミナル。
観光財源に加え人工確保も忘れない石川。このハングリー精神、見習いたい。
そうそう、こういうの良いよね!
綺麗な景色なんかネットでいくらでも見れる世の中、体験型に焦点を当てた発想、さすがです。
え、やだ、なにこれオシャレ…
※無料です。
思わずお持ち帰り。
※無料です。
右から二番目、志賀町のことりっぷパンフレット。
ひとしきり金沢のオシャレパンフに目を奪われていると、奥の一角に福井エリアの文字が!福井頑張ってるじゃん!
うん…うーん、この自然色。
ゆめおーれ勝山と永平寺散策のパンフは可愛い。
ん?金沢小松あわら間で無料バス?何このサービス聞いてない。
しかも1年前からやってたの?えっ?
もっとこういうことはちゃんとアピールしてって、言ってるじゃないですか、もおー!
(良いサービスがあっても県民が知らない間に終わる)(福井あるある)
2017年3月末まで運行しているようなので、金沢小松あわら間に興味のある皆様は、是非。
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まとめ。
パンフレットコーナーしか見てないですが、あれですね。
北陸圏内で金沢一人勝ちの理由。
県のマーケティングが上手すぎ。
もう、ターゲット層が本当に明確。
大学生、外国人、老夫婦。その中でも、歴史や文化や温泉が好きな、ちょっとインドア&インテリな人達。
ここに焦点を当てて、駅のデザインも、お店も、パンフレットも、全部オシャレに統一してるわけですよ。フォーラスもRintoもお店の系統は大学生以上、幼すぎず年寄りすぎず、センスの良いショップで揃えてるんですよ。
なのに福井のターゲットときたら、中高校生なのか大学生なのか、はたまたミドル層なのかシニア層なのか、全っ然分からない。安っぽいキャラクター(愛すべきラプトくん)で子供向けなのかなと思ったら急にリアルな恐竜導入したり(駅前のことです)。いいじゃん全部ラプトくんで!あいつかわいいじゃん!!リアルな恐竜は正直どこにでもいるけど、ラプトくんはなかなか…なっかなかいないぞ…。
ほんと、福井のターゲット層は、田舎のダサ可愛い高校生以下の若い子と、共働きの子育て世代と、お百姓してきたおじいちゃんおばあちゃん、が良いと思う。
都会的なオシャレ層はどんなに引き止めても京都金沢に行っちゃうし、むしろそういう層はどんどん外に出て行って、感性を高めるべき。
逆に、今福井に残っている層に集中して手厚い施策をした方が、福井が好き!幸せ!応援したい!って感情を持つ人が増えると思うけど。
福井から出て行っちゃった人も、あー故郷が頑張ってるんだなって手を貸したくなるような、そんな県。
変に背伸びせず、福井の元々ある良さを全面的に押し出す施策、期待しまーす!